【上野公園に2本しかない桜 】
H17.04.23

「花の雲 鐘は上野か 浅草か」、芭蕉の句。

「花の雲」はいうまでもなく、爛漫と咲きほこる桜。

上野の山が桜の名所になったのは寛永年間(1624〜1644年)からで、

寛永寺を建立した天海僧正が、山内の各所にサクラを植えたのが始まりだそうです。

  現在、上野公園には園内だけで900本桜が植えられているという。


で、1ヶ月前、ウォーキングをしながら、TBSラジオ<永六輔の土曜ワイド>を聴いていたら、

上野公園に2本しかない種類の桜があるという。な、なんと900本のうち2本とは・・・。


早速、捜索開始。まだ上野は満開でなかった。4月3日の撮影。

その名は「小松乙女」

 

他の、染井吉野より1週間ほど早く咲く「小松乙女」。来年もちょっとはやく桜が楽しめる。

その名は「小松乙女」、この銅像の前にあるからこの名前がついたという


今年も、美しい桜の季節が終わってしまった。 時が経つのは、本当に早いものです。

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