【 おもしろ俯瞰(ふかん)撮影装置発見 】
H15.10.31

このオヤジさんに会うのは今年3回目<上野の桜><浅草サンバ>そして今回の<大浅草まつり>。
ということは、kuma3もホッツキ歩いてるということになる。

しかしまあ、良く手作りしたもんだ。私が名づけた『俯瞰撮影装置』。
ちょっと、難しい漢字が並んだが、ヨースルに誰にも邪魔されず2〜3M上から写真を取る装置なのだ。

これをを使えば席取りをする必要もなく、混雑したところでは、なかなか役に立つ。
上手いことを考えたものだ。

今回はこのオヤジさんにノーハウを得ようと浅草寺で密着取材。いろいろ薀蓄を聞かせてもらった。

江東区亀戸に住むShibatani3。ワープロ名刺をもらったが、局番は3桁だった。

● まずこの写真からごらんください ●

・これが『俯瞰撮影装置』。自作である。

・このように3段に竿が伸びる。(木製)

・最上部は「カギ」形になっていて木の枝とかにヒョイと引っ掛けられるようになっている。(装置全体がぶらさがってる感じ)

・ 中段には<デジカメ><一眼レフ>が取り付けられている。一眼レフのファインダーを手元で見るための反射鏡も取り付けてある。

・手元には、やはり反射鏡がついている(中段の鏡と連係がとれている。)リモートシャッターもついている。


・デジカメは、レンズと液晶が独立して動くことが重要。ちなみに機種はカシオ。

・竿は微妙なテーパーが掛かっていて<スムースに伸び縮みする。三段式、4mぐらいまで伸びる

・デジカメのシャッターは3mくらい手元までつながっていて自由に押せる。写真機のレンズのほこりを空気で飛ばす用品を改造していた。空気圧でシャッター押すのだ。

・ デジカメの場合は、この液晶を下方から覗く。小さくて見えるのかと思うが方向、撮影位置など結構わかる。
・一眼レフの場合は、2個の反射鏡をうまく使ってファインダーを見る。
・ 手の下の斜めの板は<反射鏡>である。

・ガムテープ<べたべた>なのがうれしい。なぜか「冷静」と書いてある。

・手元(中段が降ろされる)は実に機能的になっている。
・左下の筒は、写真のフィルムケース。中にはメモ用ロール紙が入っている。即座に脱着可能。
・ボールペンも抜き差し自由に取り付けてある。いやはや、なんとも。
・どういうわけかカレンダーもある。


・左手で微妙に竿をひねり、撮影場所を決める。(実に慣れている)

・右手でシャッターを。カシャ。

・このように人が混んでいようがゆうゆうと撮影。
・道行く人は「なんだろうと?」いぶかしげに見ていく。

・こんなものが、貼り付けてあった。
 <健康一番、写真は二番、
        三時のおやつは文明堂>♪♪

・自宅の電話もシールで貼ってあった。
 よ〜〜く見ると局番が3桁であった。相当年期が入っていることがわかる。

こうやって、また一人、またひとり・・・

kuma3と似た者が薀蓄を聞いている。

「な〜〜るほどねえ」
「よ〜〜くできてるねえ」

TOKYOにはいろいろと楽しいことが一杯ある。


(実というと、これにヒントを得てkuma3も小型三脚で
作って見たんです。2Mくらい上から写すことが可能。
混雑時も安心! )

おそまつさまでした。

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