【 こちらは、解説つきです 】
H17.9.3


【おとろし】
夜遅く、人のいない神社でいたずらをしていると
おとろしが、鳥居のうえから、どすんと落ちてくる。
おとろしは、神様を守る妖怪なので、神社にいたずら
したり、らくがきをしたりしたのも許せない
ので、

 

【赤舌】
日照りのとき、よその田の水を盗むこと
この妖怪が現れて、こらしめられる

 
【ぶらり火】
ふらっと現れるので、こう言う名前がつけられた。
この妖怪は、火が本体で、
鳥の形をしたのは家来だという。
 
【わいら】
山奥に住む妖怪で、土を掘って、モグラを食べる。
 
【牛鬼】
島根県に現れた牛鬼は、牛のような角をもち、
切り立った崖の下の深い海の底に棲むという。
そんなところへ魚に行くと、牛鬼に襲われて、
しつこく追いかけられる。もし、
すねが静まなければ、牛鬼は魚師の家までも、
入り込んで来て、襲うという恐ろしい妖怪だ。
 

【髪切り】
人間が獣や幽霊と結婚しようとすると、
髪切りがどこからともなく現れ、人間の髪を切るという。
昔、生活の貧しい女の人達は、自分の髪を切って
かつらを作る商人などに売った。
髪切りは、その髪の恨みから生まれた妖怪らしいと
言われている。

 
【ぬっぺらぼう】
どこから来るのか何をしに来るのか誰にも
わからないのだが、
古寺の軒下でちょっと休んでいると、
時々ぬっめら某に出会う。
死肉の塊のような格好をしているが、
何かを考えているみたいな、
それに悲しそうな感じさえ受ける。
とてもさびしがり屋で、
人なつっこい妖怪なのかもしれない。

 

 

 

【ぬらりひょん】
忙しい夕暮れ時に、ぬらりひょんと、
妙なものが家に入ってくる。
あとで探しても居ない。

【お歯黒べったり】
静まりか返った夜、お墓やお宮の森で、
お歯黒べったりが、不意にこちらを
振り向く。
見れば、目も鼻もなく、
のっぺらぼうの顔の中に、
ただひとつあるの口を大きく開けて、
ゲラゲラ笑い、そこから、真っ黒に染めた
歯をのぞかせている>

 

 

 

 

 

 

【かまいたち】
突如、渦を巻いたつむじ風がおこると、
その中に潜むかまいたちが、
巻き込まれた人間の手足に
鎌を切りつける。
つむじ風に巻き込まれたとき、
理由もないのに皮膚が裂け、
傷ができるときがあるのは、
このかまいたちの仕業らしい。

 

あ〜〜、おそろし。

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