【小さな美術館で咲く軽井沢の優雅な花々】(続き)
H15.8.23


 ハナジョウブ ( 画家・石川功一先生 提供 )

− 掲載許可済 −
霧の多い軽井沢ですが霧に浮かぶ花の美しさはまた格別だと先生はおっしゃられます。

この絵がまさしくそのときのノハナショウブでしょう。

また先生の「草花スケッチで綴る 軽井沢花だより」のエッセイ集は

おしゃれで、知的で、ユーモアに溢れていて、この本を手にした人はみんな花好きになることでしょう。





例えば

すみれのお話は「ローマ時代、スミレは酔いを防ぐと言われ

宴会中に何度も新しいスミレの花冠を取り替えたといいます。

一度このスミレを頭に飾って宴会を催してごらんなさい。

悪酔いしないで宴は盛り上がり、周りにニリンソウモドキ、フタリシズカモドキが咲き、

凍った愛も解けだすかもしれません

ですって。




この本を眠る前に毎晩何回も読み返しています。

野に咲く花に魅せられた私は、ちょっと芭蕉の句の「旅に病んで・・・」を盗作して。 

「眠りても 夢は野山で 花巡り」




では、軽井沢の7月8月の花々お楽しみください。

ヤナギラン

シキンカラマツ


ユーモラスな名前 ママコノシリヌグイ


トモエソウ

貴重な花 トキソウ

貴重な花 エンビセンノウ

スズサイコ
暑い陽射しが嬉しい軽井沢ですが、

もう秋が忍び寄っています。

今年は充分に陽を受けなかった木々です。

「♪秋の夕陽に 照る山紅葉〜〜〜」

この曲のモデルとなった碓氷峠の木々が

今年も美しい紅葉を見せてくれるでしょうか?心配です。

皆様あと一息の暑さ、元気で乗り切ってください。


himeyuri


久しぶりの大作ありがとうございます。軽井沢の自然を堪能しておられる由、誠にうらやましく思います。

とても花の名前は覚えきれません。 どうしたら覚えられるのでしょうか?。石川先生によろしくお伝えくださいませ。 kuma3



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