【外語祭】
H18.12.31
(H18.12.07)




東京外国語大学は、調布から、道一本隔てた隣町、府中市朝日町にあります。 

世界諸地域の言語・文化・社会に関する高等教育・研究の拠点であり、.日本語教育研究の世界的な拠点でもあります 

外語大の生徒数≒4400(大学院も含む)うち、留学生611名(13.8%)、とのことです。


キャンパスの入り口に、立体芸術的看板?があります。 

その向こうが

今回の"GaigoSai"のサインです。


一歩入ると、眼に見えるものだけではなく、

におい、音などさすがに国際色豊かです。


深まりゆく秋の景色の中、

広場を過ぎると、

多くのテントが並ぶメインストリートです。
ここは、

セクシーな生春巻きが売りのベトナム店です。
独特なキセル(と言うのかな?)で

水タバコを吸うアラビア語専攻学生、

煙とともに、ポコポコという水の音も楽しめます。
打楽器の響きが客を呼ぶアフリカンカフェ、

ここの人は日陰に入ると写らない??
辛いけど毎年大盛況、タイのお店、チャイヨー。
この日は結構寒かったが、

本場のドイツビールは大人気、

チョコレートケーキをおつまみに

飲んでいた学生が居たのには

びっくり。Guten Appetit。
料理以上に、

場違いの下げ札“VAMOSレッズ”が気になった、お店。

専攻学生の誰かが猛烈な浦和レッズサポーターであろう。

  翌日、隣の味スタでのFC東京戦に勝てば

リーグ優勝が決定、

と言うこの日のこと。

**個人的なことだが、結果的にスコアレスドローで、
目の前の胴上げだけは見なくてすみ、
FC東京サポーターとしては胸をなでおろした**。


中には、このような格好(念のため、男子)で
showの勧誘をしていた学生もいました。

この世界のことは、良くわかりませんので、
ウィキペディア参照。
時間が無くて見られなかったが、

ここの売り物のひとつは、 研究講義棟で行われる、

各国語劇、5日間に26ヶ国語で上演されるとのこと。
もちろん、料理や劇だけでなく、

ストリートチルドレンやエイズ問題を取り扱った

研究成果発表などもあった。
一回りした後、着物を来た学生に遭遇、

なにかほっとする和の世界。


この大学のHPに、

“教養教育、専門教育においては、日本の文化を相対化する視点を持つと
同時に自国文化を他地域の人々に紹介していくことができるよう、
日本語、日本の歴史・文化・社会に関する授業を充実する”、

という一文を見つけた。 とても大切なことだ。

最近、小学校から英語教育を行う、というところが増えていて、
人気になっているらしい。 

一方で、歴史とか社会とか、受験に関係ない文化的授業の未履修が大問題になっている。 

なにか変だ。

日本文化も知らず、日本語もろくに話せないうちから英語を習って、国際人になれるのか? 

素朴な疑問。



<<Back