恒例により、9日から13日までの5日間、「調布映画祭」が開かれました。
これは、89年に始まった「シネマフェスティバル・イン調布」が、
02年に現在の「映画祭」となり、今回で11回目、とのこと。
今年は、3っの会場(800+500+200人収容)で30本近い映画が上映された。
無料、ということもあり、「エデンの東」や「マディソン郡の橋」などの人気作品は立ち見がでるほどの盛況だった。
他に自主短編映画を募った「ショートフィルム・コンペティション」もありました。
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今回は、同時開催の展示会について報告します。
まず、「日活・角川大映・高津装飾展」 |
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衣装 |
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それに、 “絶唱”のセットが売り物になっていました。 |
“大魔神”の彫像も不気味な照明の中に 浮き上がっていましたよ。 |
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もうひとつは「映画の図書展」 |
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テーマは“戦後まもなくの日本映画界”ということで、 |
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戦後復興期の映画(1946-1952)の資料が中心でした。 (なお、調布市立中央図書館には“映画資料室”が あります) |
会場に入るとすぐに、 映画と調布の関わりを示すこのような資料群があり あらためて“調布は映画の町なんだ”、と実感します。 |
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ここには、 キネマ旬報のベストテン映画を はじめとした懐かしいポスターが所狭しと 並んでいました。 |
あれ、珍らしや、 “製作費豫算表”までありました。 |
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私の年でも記憶にない映画もありますが、 このころは、現在に比べて、物質的には相当貧しかったでしょうが、 日本人の心の中は今よりはるかに豊かではなかったか?という気がしてなりませんでした。 最後に、やはり、地域活性化を考えるときには、“映画”を忘れてはいけない、と再認識した一日でした。 隣町に、 9スクリーン、2100席のシネマコンプレックス 「TOHOシネマズ府中」が、いよいよ3/17(Thu)にOPEN!だそうです。 調布も負けずにがんばらなくては! |